関係法令(有害業務)8

下の文中の()内のAからCに入れる用語の組み合わせとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。

「特定化学物質等障害予防規則には、特定化学物質等の用後処理として、除じん、排ガス処理、(A)及び残さい物処理の規定がある。そのなかの除じんについては(B)に応じた除じん方式が規定されており、残さい物の処理については(C)を含有する残さい物の処理が規定されている。」

(1) A 排液処理 B 粉じんの濃度 C シアン化合物

(2) A 浄化処理 B 粉じんの重量 C 硫酸

(3) A 排液処理 B 粉じんの濃度 C カドミウム化合物

(4) A 浄化処理 B 粉じんの粒径 C ペンタクロルフェノール(PCP)

(5) A 排液処理 B 粉じんの粒径 C アルキル水銀化合物

正解は5

特定化学物質障害予防規則では、第三章に用後処理について規定があり、①除じん②排ガス処理③排液処理④残さい物処理⑤ぼろなどの処理について定めたれています。よってAは「排液処理」です。

除じんについては粉じんの粒径に応じて除じん方式が定められています。よってBは「粉じんの粒径」になります。

アルキル水銀化合物を含有する残さい物については、除毒した後でなければ排気してはならない。
したがってCは「アルキル水銀化合物」になります。