第一種衛生管理者カテゴリタイトル労働衛生(有害)

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)1

特殊健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 労働衛生上有害な特定の業務に従事する労働者に対して行う特別の健診項目による健康診断である。

(2) 実施にあたっては、現在の作業内容及び有害条件へのばく露状態を把握しておく必要がある。

(3) 有害物質による健康障害の大部分のものは、自覚症状が他覚的所見に先行して出現するので、この健康診断では問診に重きがおかれている。

(4) 健診項目として生物学的モニタリングによる検査が含まれているものがある。

(5) 対象とする特定の健康障害と類似の他の疾患との判別が、一般健康診断よりも一層強く求められる。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)2

作業環境測定結果の評価等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) A測定は、単位作業場所における有害物質の気中濃度の平均的な分布を知るために行う測定である。

(2) B測定は、単位作業場所の有害物質の発散源に近接した作業位置における最高濃度をしるために行う測定である。

(3) B測定の測定値が管理濃度の1.5倍を超えている場合は、必ず第三管理区分となる。

(4) A測定の第一評価値及びB測定の測定値がいずれも管理濃度に満たない場合は、第一管理区分となる。

(5) 管理濃度は、個々の労働者の有害物質へのばく露限界として設定されたものである。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)3

職業性疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 赤外線が眼に及ぼす顕著な傷害として、電光性眼炎がある。

(2) 潜水業務における減圧は、浮上後に発生しやすい。

(3) 熱痙攣は、多量の発汗により体内の水分と塩分が失われたところへ、水分だけが補給されたとき、体内の塩分濃度が低下することにより起こる。

(4) 手持振動工具の使用によって、レイノー現象(手指の蒼白k発作)を起こすことがある。

(5) 凍瘡とは、しもやけのことで、異常な寒冷にさらされて発生する凍傷とはことなり、日常生活内での軽度の寒冷により発生する。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)4

騒音による障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 騒音性難聴は、初期には気付かないことが多く、また、治りが悪いという特徴がある。

(2) 騒音性難聴は、騒音により中耳が障害を受けることにより生じる。

(3) 騒音性難聴では、通常の会話音より高い音から聞こえにくくなる。

(4) 騒音は、自律神経系や内分泌系へも影響を与える。

(5) 等価騒音レベルは、変動する騒音に対する人間の生理・心理的反応とよく対応するため、作業環境における騒音の大きさを表すのに広く用いられる。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)5

化学物質とこれによって起こる障害との次の組合せのうち、誤っているものはどれか。

(1) 鉛・・・・・末梢神経障害

(2) ノルマルへキサン・・・・・多発性神経炎

(3) カドミウム・・・・・視神経障害

(4) ベンゼン・・・・・造血器障害

(5) 二硫化炭素・・・・・精神障害



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)6

粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) じん肺は、粉じんを吸入することによって、肺に繊維増殖性変化が起きる疾患である。

(2) けい肺は、鉄、アルミニウムなどの金属粉じんを吸入することによって発症するじん肺である。

(3) 石綿粉じんは、肺がんや中皮種という悪性腫瘍を起こすおそれがある。

(4) じん肺は、肺結核を合併することがある。

(5) 米杉、ラワンなどの木材粉じんは、体質によっては、ぜんそくを起こすことがある。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)7

有機溶剤の一般的性質等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) 脂肪を溶かしやすい。

(2) 蒸気は一般に空気より軽い。

(3) いくつかの有機溶剤の混合物として使用されることが多い。

(4) 肝臓障害や腎臓障害を起こすものがある。

(5) 共通毒性として、中枢神経系の麻酔作用がある。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)8

有害物質を発散する作業場における環境改善に関する考え方として、誤っているものは次のうちどれか。

(1) 最も根本的な対策は、有害性の少ない原材料の代替使用である。

(2) 作業行動の改善により二次発じん等の防止を考慮する。

(3) 有害物を取り扱う設備を構造上又は作業上の理由で完全に密閉できない場合は、装置内の圧力を外気よりわずかに低くする。

(4) 局所排気装置を設置する場合、ダクトが細すぎると搬送速度が不足し、太すぎると圧力損失が増大することを考慮して、ダクト径を設計する。

(5) 自動車など表面積の大きなものの塗装業務では、プッシュプル型換気装置の設置を検討する。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)9

防毒マスクに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

(1) 防毒マスクは、酸素濃度16%以上の場所での使用が認められている。

(2) 防毒マスクの通気抵抗は防じんマスクより小さいので、作業強度の大きい作業でも支障なく使用できる。

(3) 使用にあたっては、面体と顔面の間にタオルなどを当てて、密着度を高めるとよい。

(4) 防毒マスク使用後、吸収缶に栓のあるものは上栓と下栓を閉めて保管する。

(5) 有機ガス用の防毒マスクの吸収缶の色は黄色である。



正解»

第一種衛生管理者記事タイトル 労働衛生(有害)10

局所排気装置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1) ダクトはできるだけ長さを短く、途中の曲がりをなるべく少なくするとよい。

(2) フード開口部の周囲にフランジを設けると、フランジがないときに比べ、少ない排風量で、所要の効果を上げることができる。

(3) ドラフトチェンバー型フードは、作業面を除き、周りが覆われているもので、囲い式フードに分類される。

(4) グローブボックス型フードは、発生源に熱による上場気流がある場合、それを利用して捕捉するもので、外付け式フードに分類される。

(5) 空気清浄装置は、粉じんを除去するための除じん装置と、ガス、蒸気を除去するための排ガス処理装置に大別される。



正解»