労働衛生(有害除く)6
止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単であり、効果的な止血法である。
(2) 額、こめかみあたりの出血を間接圧迫法により止血するときは、耳のすぐ前の脈拍が触れる部位を圧迫する。
(3) 動脈からの出血は、止血帯を用いなければ、止血することができない。
(4) 止血帯としては、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。
(5) 止血帯を施したときは、長時間の血流しゃ断による異常を防ぐため、巻いた時刻が分かるようにしておく。
止血帯法は心臓の拍動とともに血が吹き出るような大出血のときのみ用い、動脈からの一般的な出血は間接圧迫法を用います。