労働衛生(有害除く)
労働衛生(有害除く)1
採光、照明等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 局部照明は、検査作業などのように、特に手元が高照度であることが必要な場合に用いられる。
(2) 天井や壁の反射光が作業面を照らす照明方式を全般照明といい、立体感を要する作業に適している。
(3) 全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明の照度は、局部照明による照度の1/10以上であることが望ましい。
(4) 前方から明かりをとるときは、眼と光源を結ぶ線と視線とが作る角度が、少なくとも30度以上になるようにする。
(5) 部屋の彩色として、目より上方の壁や天井は、照明効果を良くするため明るい色にし、目の高さ以下の壁面は、まぶしさを防ぎ安定感をだすために濁色にするとよい。
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労働衛生(有害除く)2
労働衛生教育の方法の一つであるOJT(職場教育)の長所に関する記述として、不適当なものは次のうちどれか。
(1) 教育内容の原理・原則を体系的に指導できる。
(2) 日常的に機会をとたえて指導ができる。
(3) 個人の仕事に応じた指導ができる。
(4) 教育効果が把握しやすい。
(5) 個人の能力に応じた指導ができる。
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労働衛生(有害除く)3
至適温度に関する次のAからDまでの記述について、正しいものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A デスクワークの場合の至適温度は、筋肉作業の場合の至適温度より高い。
B 感覚温度といわれる。
C 飲食物、年齢、性などによって異なる。
D 気温、湿度、気流及びふく射熱(放射熱)の総合効果を表す温度指標である。
(1) A、B
(2) A、C
(3) B、C
(4) B、D
(5) C、D
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労働衛生(有害除く)4
食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) 毒素型食中毒は、食物に細菌が付着して増殖する際に発生する毒素によって起こる中毒で、代表的なものとしてブドウ球菌によるものがある。
(2) 感染型食中毒は、食物に付着している細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、代表的な細菌としてボツリヌス菌がある。
(3) 新鮮な魚介類からは、腸炎ビブリオによる中毒は発生しない。
(4) サルモネラ菌による食中毒は、主に神経症状を呈し、致死率が高い。
(5) 食中毒の原因となる自然毒の一つであるフグ毒をエンテロトキシンという。
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労働衛生(有害除く)5
火傷の救急処置等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
(1) 一般に、火傷の面積が体表面の面積の20%以上になると非常に危険な状態であるといわれる。
(2) 火傷の分類では、第Ⅰ度が最も重症で皮膚は白っぽくなったり、ただれてくる。
(3) 生じた水泡は、破って十分消毒した後、ガーゼをあてる。
(4) 化学薬品がかかった場合には、ただちに中和剤により中和した後、水で洗浄する。
(5) 軽度の火傷では、被災者が水をほしがっても、飲ませてはならない。
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労働衛生(有害除く)6
止血法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 直接圧迫法は、出血部を直接圧迫する方法であって、最も簡単であり、効果的な止血法である。
(2) 額、こめかみあたりの出血を間接圧迫法により止血するときは、耳のすぐ前の脈拍が触れる部位を圧迫する。
(3) 動脈からの出血は、止血帯を用いなければ、止血することができない。
(4) 止血帯としては、三角巾、手ぬぐい、ネクタイなどを利用する。
(5) 止血帯を施したときは、長時間の血流しゃ断による異常を防ぐため、巻いた時刻が分かるようにしておく。
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